くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

今の時期にこの歌を

もうじき、坊やの命日がきます。

今年は7回忌の年なので、お寺に行き、ご住職から卒塔婆をいただいてお墓に立てました。

くまのおじいちゃんとくまのおばあちゃんはかなり歳をとりましたので、日常の見守りやら介助やらの負担がくまのお母さんにはつらくなってきました。

今までの年回忌法要には、都会に住んでいるくまのお父さんも来ていましたが、今回は法要の開始時刻が早過ぎると言って、来ませんでした。

いつもはくまのお母さんには知らせずに、命日が近づくとお墓参りに来ているくまのお父さんですが、今年はどうでしょう。

くまのお母さんは、11月はメンタルが落ち気味になる傾向があるのですが、今年も結構ダメージきました。

そして坊やの命日なのです。

そういうときに見たYouTubeで泣きました。

「僕が死のうと思ったのは」

坊やがよく聞いていた歌でした。

「死にたい」は「生きたい」のだと。

6年前のくまのお母さんは、いい歳なのに何もかもが未熟で坊やの気持ちを大切にできなかった気がします。

 

 


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