くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

退職した

くまのお母さんは、今日で今の会社を退職しました。 職場のイヤなことに我慢できなくなったからです。 10年も働いた会社で、愛着があるのですけれども、仕方ないです。 くまのお母さんが退職することを聞いた、仲のよい社員のきつねさんがランチに誘ってくれ…

同じ大学生でも

(今日はくまのお母さんはいません。) 女子中学生誘拐の事件、生徒が保護されて何よりです。 容疑者も逮捕されてよかったです。 容疑者は千葉大学を卒業したばかりで就職も決まってたとのこと。 ゼミの担当教授は普通の学生で不審な点はなかったとコメント…

卒業式

今日は坊やの大学の卒業式です。 坊やの同級生たちの晴れの日。 都会も天気に恵まれているでしょうか。 坊やもみんなの卒業を祝っているでしょうか。 昨日はくまのお母さんの地元の大学の卒業式でした。 ニュースに卒業生の晴れやかな笑顔の映像が出て、正直…

「殴ったが虐待ではない」

(昨日の続きです。) 神奈川・相模原市で、両親から虐待を受けて、児童相談所に保護を求めた男子中学生が自殺した問題で、母親が、取材に対し、「約束を破ったことがあり、殴ったことはあるが、虐待ではない」と話した。 とのことですが。 「殴る=虐待」と…

親に暴力を振るわれた

(今日はくまのお母さんはいません。) 両親からの虐待を受けて自死を図った中学生が悲し過ぎます。 助けを求める力があったのに、大人は助けてくれなかった。 生命の危険がなければ、我慢するしかないのでしょうか。 親は我が子が自死を図ったことをどう感…

思い出の中の坊や

くまのお母さんは、坊やがやっていたスマホの位置ゲームのアプリをダウンロードして、坊やがやったゲームをしてみようと思いました。 同じゲームをああでもない、こうでもないと坊やと言い合いながら楽しみたかったなとくまのお母さんは思います。 このゲー…

お彼岸

お彼岸なので、何かしようかしらとくまのお母さんは思います。 でも坊やのお墓はまだありません。 ネットで「故人の好物シリーズ」というろうそくを見つけて、面白いと思ったので買いました。 昨日は暑かったので、ビールの形のろうそくをお供えしてみました…

坊やへのメールに返事を書く

坊やが短期間だけ入っていたゼミの仲間からメールが届いていました。 (Webメールで時々、チェックしているんです。) 「卒業記念コンパを開くから坊やくんもぜひ来てね!」 と、とっても陽気なメールでした。 くまのお母さんは、うれしいなぁと思いました。…

ニコライ・バーグマンのフラワーボックス

くまのお母さんの都会のお友だちからお花をいただきました。 ニコライ・バーグマンのフラワーボックスです。 箱に入ったフラワーアレンジメントを初めて見ました。 都会が大好きだった坊やもきっと喜ぶでしょう。 にほんブログ村

卒業

地元の大学の卒業式がありました。 夢も希望もいっぱいの卒業生たちが街を闊歩していきます。 彼ら彼女らには明日はあるんだなぁと思います。 坊やの大学の卒業式はまだまだ先ですが、くまのお母さんは坊やは大学を永遠に卒業できないんだなぁと思うと、現実…

ゲートキーパー

(今日はくまのお母さんはいません。) ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。 自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支…

かぜのでんわ

かぜのでんわ 作者: いもとようこ 出版社/メーカー: 金の星社 発売日: 2014/02/17 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (3件) を見る くまのお母さんは、坊やとお話しする方法を見つけました。 いいえ、坊やがいなくなる前から知っていたんです。 「かぜ…

サボロー

サボローがいてくれたらいいのに。 サボローになれたらいいのに。 buzzmag.jp にほんブログ村

死にたい人の気持ち

(今日はくまのお母さんはいません。) 今朝の投稿の続きになるけれど… 私は死にたいと思ったことがない。 私は自死はするべきではないと考えるからだ。 それを息子のしたことは間違いだとか責める気持ちになれない。 死を選ぶのではなくて、死ぬしかないの…

遺族に向けないで

前にも書きましたが、今朝もツイートがあったので。 とある納棺師の「その選択は、間違いです。」というツイートがいやです。 遺族の傍らにいて、こういうことを思っているのかと思うと、 人の死を差別しているとしか思えないのです。 死にたいと思う人への…