くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大みそか

くまのお母さんは、坊やが亡くなってから年賀状を書いていません。 坊やが亡くなった翌年の新年は、年賀状が来た人に欠礼のハガキを出しました。 今年は、誰にも年賀状を書きませんでした。 「おめでとうございます。」 という挨拶もしませんでした。 職場で…

自死についてあれこれ

(今日はくまのお母さんはいません。) 韓国の人気グループのメンバーが自死したというニュースがありました。 最近は、国内で中学生の自死のニュースもよく見かける気がします。 遺族の方々の悲しみはいかばかりかと思います。 そして、息子が亡くなって2年…

自死遺族支援のお仕事

くまのお母さんは知人の伝手で、とあるところを紹介してもらいました。 その知人に働きたいということを話していたからです。 紹介してもらったところが、まさかのまさかで自死遺族支援をしているところでした。 もちろん、自死遺族支援がメインの業務ではな…

死にたいと生きたい

www.okimhome.com 死にたいと生きたいは対立しないのではないかと、くまのお母さんは考えるようになりました。 例えば、幸せにとまではいかなくても、毎日を何となく暮らしていても、負の感情にあまりとらわれることなく過ごしていれば、死にたいどころか生…

凛として時雨

くまのお母さんが愛用のMacBook Airを開くと、何故かApple Musicの画面が出ていて、ライブラリには、凛として時雨の「鮮やかな殺人」が保存されていました。 凛として時雨は名前だけ聞いたことあるけれども、「鮮やかな殺人」は知りませんし、曲も再生してみ…