くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

全力で生きる

くまのお母さんは坊やを3歳まで抱っこで育てました。 どちらかといえば育てにくい子でした。 歩けるようになっても一人でどこかへ行ってしまうということは、絶対にありませんでした。 いつもくまのお母さんにくっついていました。 坊やにとって、この世は安…

量子力学とか死後の世界とか

坊やが亡くなってから、自死遺族の方のブログや死んだらどうなるのか的なサイトを見るようになりました。 飯田史彦先生の「生きがいの創造」を読んで、亡くなった人がどうなるのかということについての考え方を知りました。 最愛の息子よ!ママの声聞こえる…

レジリエンス

(今日はくまのお母さんはいません。) レジリエンスとは 「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」 ということです。 回復していく力というのでしょうか。 どんなダメージを受けても生き延びることができると言うのですね。 悲しみを…

心理学的剖検

(今日はくまのお母さんはいません。) 覚悟の自殺は少ないんです。 心理学的剖検の結果、一人の自死者の背景には、 子どもの時代の虐待、 いじめ、うつ、 恋愛問題、 家庭内の問題、 子育て、 職場のパワハラ、 介護問題など、 10以上の困難の積み重なりが…

あの子が危ない

(今日はくまのお母さんはいません。) 悩んでいる人を探して夜の街をパトロールする猫・遠藤平蔵を描く「夜廻り猫」。 今日は新学期に向けたお話でしたので、シェアします。 withnews.jp この漫画に出てくる制服姿の男の子は、この駅で命を絶った男の子だっ…

お盆です

くまのお母さんは、お盆の準備をしました。 去年と同じでいいかと思って、昨日まであまり考えていませんでした。 去年のお盆の飾り付けを撮った写真を見て、あら、果物を準備してなかったと気がつき、夜になってから果物を買いにスーパーへ行きました。 お盆…

映画を見てきた

くまのお母さんは、坊やが最期に見たアニメ映画の実写版の映画を見てきました。 主人公の二人の家庭は両親が離婚したという設定で、坊やはそういうところにもひかれたらしいです。 自分の身の上と重ね合わせて共感したのかもしれません。 くまのお母さんは、…

がんばったこと

くまのお母さんは夏祭りに参加しています。 去年は前の職場にいた方が、お舅さんが亡くなって喪中だからお祭りに出ないと言ってましたが、今年は喪中が終わったからと参加していました。 くまのお母さんは去年はそれこそ、お舅さんどころか我が子の喪中でし…

都合よく解釈した後付けの話

(今日はくまのお母さんはいません。) いいことも悪いことも引き寄せだとかギフトだとか、そういう考え方が馴染まないと思っていました。 そんな気持ちを言語化してくれたブログを見つけました。 kasakoblog.exblog.jp 起こった出来事について、自分がして…