くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

寄り添い関わること

(今日はくまのお母さんはいません。) ここに挙げた自殺への誤解がまずいのは、要するに「だからどうせ関わっても無駄」という結論につながりやすいから。寄り添い関わることが自殺予防の本質(孤立が最大のリスク)なのにね。この基本姿勢があれば説得は二…

サインしてもらった

坊やがアルバイトしていた出版社。 出版社なので社用車で倉庫へ行き、本の整理?など肉体労働が多くて、体力がない坊やに勤まるんだろうかと、くまのお母さんは心配したものでした。 大学の方は単位はほとんど取ってしまったとかで、4年生の頃は就活とバイト…

33年

8月12日は日航ジャンボ機墜落事故から33年を迎えたとのことです。 事故で24歳の娘さんを亡くした母親は84歳になり、命日だけは事故があった御巣鷹山に娘さんがいるような気がして慰霊登山に参加しているというニュース記事を読みました。 くまのお母さんは坊…

同級会

くまのお母さんは同級会に行きました。 案内のハガキを読んだ時、同級会に行ったとして近況報告するのが嫌だなと思いました。 坊やが亡くなった話とかむやみにしたくなかったのです。 そのあと、2人の同級生に会った時、同級会に行くか尋ねたら行くと言うの…

地雷?

もう直ぐお盆です。 くまのお母さんの職場では、お盆の過ごし方が話題になってます。 親戚の家に行くだとか、お客様を迎える準備をしなければならないだとか、結婚した子どもの家に行くだとか… くまのお母さんの隣の席の人が 「くまのおお母さんの家には仏壇…

夕凪の街 桜の国

この漫画は、坊やが好きなこうの史代さんの作品です。 でもくまのお母さんは漫画を読んだことがありませんでした。 今日、テレビで実写版を放送するっていうのでくまのお母さんは見ました。 こうの史代さんは、「この世界の片隅に」もそうだけれど、登場人物…