くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小学校の保健の先生

くまのお母さんは仕事の関係で、坊やが小学生の頃の保健の先生とメールをしました。 坊やのことは何となく記憶にある様子でした。 もう10年以上も前のことなのです。 保健の先生はメールに 「立派な大人になったでしょうね。」 と書いてきました。 さて。 …

命を丸ごと受け入れる

(今日はくまのお母さんはいません。) 生まれながらに脳に重い障がいを持ち、10歳でその生涯を終えた男の子の話です。 dual.nikkei.co.jp 「いつ終わるとも分からないのなら、毎日を大切に生きることしかない。自分の分身のように大切なわが子を失うという…

ひとりぼっち

くまのお母さんは地元の大学の図書館のカフェスペースで昼休みを過ごすことがあります。 お昼時には、ひとりで食事したい学生さんや友だちと静かに過ごしたい学生さんがやってきます。 男の子で時々ひとりでお弁当を食べている子を見かけます。 知ってる学生…

コミックを買った

くまのお母さんは、坊やが亡くなる前に見たというアニメの映画がコミカライズされているのを知って、早速、コミックを取り寄せてお供えしました。 坊やのアパートを片付けに行った時、乃木坂46のポスターがあって、アイドルとかそれほど好まない子だったと思…

悲しみが増えた

くまのお母さんは今日の朝刊を読んでいて驚きました。 くまのお母さんが新卒で就職したときの同期のうしさんのお子さんが亡くなったことがお悔やみ欄に載っていました。 確か坊やと同い年の子です。 地元の大学を卒業してその後は就職していたんでしょうか。…

サンドイッチマンと東日本大震災

(今日はくまのお母さんはいません。) 今、ラジオでサンドイッチマンの被災体験を聞きました。 お友だちが津波で家族を亡くして、1年後、そのお友だちが 「子どもに会いに行って来る」 と書き置いて亡くなったそうです。 表にでないだけで、こういう話は被…

合同追悼式典

(今日はくまのお母さんはいません。) 息子の葬儀をおこなった葬儀社で合同追悼式典を開催するというので行ってきました。 意外と知らない人ばかり(当たり前?)で、それが気楽でよかったです。 自死遺族とかそうでないとか、関係なく故人を偲ぶ時間を過ご…

生き延びる

坊やはくまのお父さんにいじめられて育ちました。 坊やがいなくなったのは、それが影響しているとくまのお母さんは思っているのですが、世の中には親に殺されかけながらも生き延びる子もいるのですよね。 生き延びてほしかったなぁとくまのお母さんは思いま…

奨学金返還免除通知

(今日はくまのお母さんはいません。) JASSOから息子の奨学金返還免除通知が届きました。 全額免除になりました。 ありがたいのか悲しいのか… 息子は奨学金の返還が気になって、大学3年生までしか奨学金を借りませんでした。 それでも貸与総額は相当なもの…

たれぱんだ

(今日はくまのお母さんはいません。) たれぱんだのフィギュアのガチャを見つけました。 なつかしい。 息子が5歳頃に、たれぱんだが流行っていて私もお気に入りでした。 無表情だけど癒される感じがよかったです。 どうやらリラックマに取って代わられたよ…

自死と労災

くまのお母さんの会社の人が3か月ほど前に自死したとのことで、労災申請の関係でご遺族の方が会社に来られたそうです。 3か月前は、くまのお母さんは今の会社で働いていませんでしたので、亡くなった方のこともわかりませんし、状況も知りません。 その方…