くまのお母さんは今日の地元紙を読んで、久しぶりに坊やに関することで泣けました。
戦時中、とある母子家庭の一人息子が出征して戦死。母は戦後も貧しい暮らしを続けながら道端に息子の墓を建てたといいます。
貧乏人のせがれが死ぬのは何の罰なのかとその母は語ったそうです。
坊やは戦死したのではないけれど、くまのお母さんも貧乏人といってもいいかもしれない暮らしをしながら、坊やを都会の大学に進学させましたから。
本当に何の罰なのかとくまのお母さんも恨み言を呟きたくなるのでした。
くまのお母さんには頼る人がいないと言葉にしてみて、寂しいことだなと感じる秋の始まりなのでした。