(今日はくまのお母さんはいません。)
私の大好きな夜廻り猫の漫画のセリフです。
離別母子家庭で育った娘が他県で就職する理由が
「おかあさんといると生きていくのがつらい」
からなのです。
漫画の作者の深谷かおるさんは、毒親をヒントに漫画を描いたとのことです。
私の息子はおそらく父親がいると生きていくのがつらかったと思います。
私は息子が小学生の頃に「毒になる親」という本を読み、これはまさに息子の父親のことではないかと思いましたが、最後まで息子には言えませんでした。
でも大学生になった息子は自分で「毒になる親」という本を見つけて読んだらしいです。
スマホに本の写真が残っています。
思いを共有できなかったことが残念です。
生きていくのがつらくても生きていく道はあったと思うけれど、そう思うとこの漫画に出てくる母親がうらやましいのです。
だけど私には今しかないわけで。
私は今を生きるしかないのです。