くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

時は止まっている

SNSで坊やの同級生のおめでたい話を見たくまのお母さんです。

彼は坊やが亡くなった時、SNSを見てお悔やみに来てくれた子でした。

そうやって、みんな歳をとって大人になって生きてゆく。

そんな当たり前の生活が坊やには訪れなくて。

坊やは永遠の21歳。

NHK大河ドラマのいだてん第26回では、関東大震災で妻が行方不明になった増野さんが夢半ばにしてこの世を去ったであろう妻の遺志を、日本女子初メダリストの人見絹枝に見たかのように万歳を叫ぶ姿が印象的でした。

時は止まったけれど、くまのお母さんは時空を超える何かを信じているのです。

 

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小さな旅

坊やの月命日。

くまのお母さんは、坊やが好きだったアニメの聖地巡礼へ行きました。

いつか行きたいって思っていて、ようやく行けました。

池袋駅…くまのお母さんは何十年ぶりかで訪れました。

坊やは亡くなる前、池袋から私鉄に乗って小さな街へ気晴らしに出かけたのですが、池袋駅に戻ってきたら、具合が悪くなったと言ってたことを思い出しました。

くまのお母さんにとって、都会の駅はどこも混雑していて、田舎にはない独特の空気感があって、苦手な場所ではあるのですが。

坊やはそれでも都会が好きで都会で暮らしたかったんですが。

アニメの聖地のスポットにお寺があるのですが、そのお寺でアニメのキャラクターの絵馬やお守り、おみくじが売られていて、もちろん買いました。

御朱印もいただきました。

聖地巡礼のノートにも書き込みをしてきました。

帰宅して仏壇にグッズや御朱印をお供えしました。

そのお寺は、うちのお寺と同じ宗派のお寺でした。

くまのお母さんはいつまで坊やの思い出を辿る旅ができるかなと考えます。

歳を取ってからも時間をかけてでも一人で出かけられるように。

 

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安楽死

日本人がスイスで安楽死を遂げたというNHKの番組をネットで見ました。

安楽死という言葉はくまのお母さんにはなじまないなと感じます。

自殺幇助

それ以上でもそれ以下でもないのではないでしょうか。

それでも精神疾患が理由での安楽死はスイスでも認められないとのこと。

死にたい気持ちと自己否定はイコールではないのかなとくまのお母さんは思います。

今の自分を否定しているということです。

ダメな自分を認めることは実はハードルが高いのでしょう。

くまのお母さんはダメな自分を認めていきたい。

 

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コンサート

くまのお母さんは、昔から好きなアーティストのコンサートに行きました。

坊やはくまのお父さんが好きな音楽を好んで聴いていたので、くまのお母さんと音楽の趣味は一致してはいませんでした。

時々、ふっと坊やの匂い(?)がするのですが、コンサートの最中にそれがあって。

坊やもたまにはくまのお母さんにお付き合いするのかしらなんて思ってみたり。

楽しんでねーっていう合図なのかな。

 

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聖地巡礼

坊やが最後に見た映画「心が叫びたがってるんだ」の舞台になったのが秩父市なのです。

いつか、行きたいと思っていましたが、なかなか行けません。

ところで、今月は坊やが好きだったゲームのコラボイベントがあります。

毎年行ってますが、なんとなくイベントがマンネリ化してきて、田舎から新幹線で行く値打ちはあるのかなとふと思ったのですが。

やっぱり坊やが好きだったゲームのイベントなので行くことにしてチケットも買っちゃいました。

せっかくなので、この際、秩父にも足を伸ばしてみようと思います。

あとは長瀞というところに坊やは大学の部活で行ったことがあったので、そこにも行きたいなぁ。

 

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同級生

坊やの高校の同級生たち。

社会人として活躍している姿をメディアなどで見かけると、くまのお母さんは頼もしく思います。

坊やの葬儀に来てくれた子が地元の雑誌の取材を受けたとかで。

当時の仲間の近況もしゃべったらしい。

坊やはその仲間には入ってはいなかったけれど、坊やの近況は誰も語ることはできないのだなと思うと虚しさを覚えるのです。

 

そっかー。

死にたいのは気圧のせいだったのかー。 

 

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Amazonの購入履歴

Amazon不正アクセスして買い物されたという話をネットで見て、まさかとは思ったけどくまのお母さんも念のためにと確認しました。

買い物履歴は無事でした。

履歴をたどると、初めてAmazonで買い物をしたのは2005年でした。

くまのお母さんが離婚した頃ですね。

坊やにせがまれて、コミックやゲーム関係の商品を買っていました。

坊やが高校生になると、受験用の参考書や問題集も買っていたんだなぁ。

坊やが大学に合格して都会に引っ越すときは、ガステーブルに照明器具なんかもAmazonで買っていました。

坊やが大学生になり、一人暮らしが始まると坊やは自分のアカウントでネットショッピングをするようになりました。

坊やがアパートで使っていたものはほとんど処分してしまいましたが、Amazonの履歴を見れば坊やが使っていたものが残っています。

思い出を残す方法を考えたいなと思うくまのお母さんです。

 

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