くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2022年 母の日

今年も母の日が来ました。

くまのお母さんは、坊やが亡くなってから母の日が嫌になりました。

坊やが生きているからこそくまのお母さんにとって、母の日の意義はあるのだからと思っていたのです。

くまのお母さんのお母さん、ですか?

そもそもくまのお母さんは、子どもの頃からあまり母の日とか父の日とかに親に感謝を伝えたことはなかった気がするのです。

親がしてくれることは当たり前と思っていたんですね。

そして、今はくまのお母さんは年老いて介護保険のサービスを利用するようになった親の世話をしているのですから、それでいいんじゃないの?って思います。

だけど、母としてのくまのお母さんの存在意義を考えると悲しいなぁと思うのです。

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