くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

心のケアとは

NHK土曜ドラマ心の傷を癒すということ」を見ました。

阪神大震災で被災者の心のケアに奔走した精神科医の物語です。

安先生は心のケアとはひとりぼっちにしないことだとドラマの中で言います。

くまのお母さんは東日本大震災で目の前に「心のケア」という言葉が出てきて、心のケアって言葉がしっくりきませんでした。

最近、ネットのどこかで見たのですが

心のケアをしたい人は多いが心のケアを受けたい人は少ない

らしいですね。

そうか、これかぁと腑に落ちたくまのお母さんです。

心のケアをしたい人がくまのお母さんは気に入らなかったのです。

くまのお母さんは、散々、心に傷を負って生きてきましたが、助けてってなかなか言えないのです。

さらに傷つきたくないのでほっといてほしいって思うのですね。

くまのお母さんは患者として、または仕事で精神科の先生方と接してきましたが、精神科の先生は大概やさしいです。

話を聞くっていうけれど、傷ついたことを言語化するのがくまのお母さんには苦痛だったのですよね。

 

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