くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

11年目

(今日はくまのお母さんはいません。)

JR福知山線脱線事故から11年経ちました。

事故の犠牲者の遺族による遺族会が活動していたそうですが、遺族が集まる例会は近年開かれていないとのことです。

世話人によると

「集まる機会が少なくなるのはいいこと。みんなが前を向いて、日常を取り戻そうとしているんやと思う」

とのことだそうです。

 

個人的に「前を向く」という言い方が好きではありません。

前を向かずとも日常生活が送れればいいのではないかと思うからです。

 

 

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