くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

坊やの写真

(前にも似たような内容のことを書いたかもしれないのですが)

くまのお母さんの同級生は、16年間も学校に通っていましたので、たくさんいるんですが、両手で足りないくらいの人数が亡くなりました。

それも20代の頃からです。

同級生でなくてもサークル活動の仲間も何人か亡くなってます。

病気や事故で亡くなっていて、自死した方はいないと思います。

(噂では1人いたような気もしましたが…)

学校を卒業して就職したばかりの頃、サークル活動で一緒だった同い年の男の子がくも膜下出血で亡くなりました。

お父さんも他界されていて、一人っ子だったので、お母さんは一人ぼっちになってしまいました。

彼は高校時代から下宿生活をしていて、中学生の頃までしか一緒に暮らしていなかったので、彼のお母さんはさぞつらかっただろうと想像します。

当時、彼のお母さんが写真がないので、あればもらいたいと言っているというのを聞きました。

くまのお母さんは坊やを亡くしてから写真って大事だなと思います。

くまのお母さんの手元にも坊やが中学生以降の写真はあまりなくて、坊やのFacebookアカウントからFB友達のページで写真を探しまくり、そのうち坊やの大学の同級生やサークルの先輩たちがFBにはなかった写真をたくさんくれました。

坊やの大学時代の写真がたくさん見られて、うれしかったです。

ありがたいなと思いました。

でも坊やが生きていれば見ることのなかった写真です。

なんともやるせない気持ちになりました。

 

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