くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

自死についてあれこれ

(今日はくまのお母さんはいません。)

韓国の人気グループのメンバーが自死したというニュースがありました。

最近は、国内で中学生の自死のニュースもよく見かける気がします。

遺族の方々の悲しみはいかばかりかと思います。

そして、息子が亡くなって2年を過ぎても、私は息子の自死を語れません。

息子の大学の同級生や先輩、恩師やバイト先の上司には語れることはあります。

ブログでは、くまのお母さんになってあれこれ書きます。

それでもすべてではありません。

私は自分の気持ちに向き合って言語化することが苦手です。

多分、息子もそうだったと思います。

息子がツイッター複垢で最期までやり取りをしていた女子大生が、今でも息子を思い出してくれているようでうれしく思います。

彼女とやり取りしたいと思うけれど、きっとびっくりしたり嫌な思いをしたりするかしらと控えています。

でもなんとかしてつながる術はないのかなと思いますが。

ネットでは、リアルではあり得ないようなやり取りに出会って、びっくりすることがあります。

傷つくことも多いし、その逆も然りです。

自死遺族にとって直接その出来事に遭うという一次被害の他に、周りからそのことを言及されて傷つくという二次被害があります。

アメブロ自死遺族の方のブログをデータ化して研究するという精神科医のことを知って、とてもがっかりしています。

 

そもそも、匿名ブログの筆者が自分の研究にブログを無断で利用して、研究結果の報告もどうするのかも明示していないとか、あり得ないと思います。

こういうことはやめてほしいし、その手法でエビデンスを取れるのでしょうか。

私は研究に関して素人なのでご教示いただきたいものです。

 

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