くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

未来がある

くまのお母さんは、坊やの大学のサークルのライングループのトークをリアルタイムで偶然見ました。

坊やのスマホは解約したけれど、Wi-Fiでネットにつながっているのです。

坊やの現在や未来はそこにはないけれど、坊やの先輩や仲間の現在や未来が流れてゆきます。

結婚が決まっただとか、もうすぐ赤ちゃんが生まれるだとか、坊やが生きていたら(生きていたらという言葉を使うことに違和感)、どんな反応したんだろうなって。

死にたくても生きていればよかったんだな。

今を生きていればよかったんだな。

そんなことも思うくまのお母さんです。

 

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