くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

7月

くまのお母さんは、先日、分かち合いの会に行ってきました。

遠くの町での開催だったのですが、いろんなところに行ってみたいなと思うので…

3回忌も済んでいませんが、どなたかがおっしゃっていたように離れて暮らしている感覚が続いているような気がします。

同居していたら違ったのかな。

くまのお母さんにとって、今でも坊やは都会で暮らしているような気がするんです。

なぜなら、くまのお母さんの生活パターンが坊やが亡くなる前と変わらないからです。

違うのは、坊やと電話で話したりメールしたり、宅配便を送らなくなったりしたことです。

そして、毎朝、仏壇にお線香をあげたり、お供え物をしたりお花を飾ったりすることです。

都会に行って、坊やの行きつけのお店なんかに行ってみたいと思って、1度出かけましたが、お店とか何年か経っていきなり閉店しちゃうこともありますね。

それも悲しいなと思ったり。

でも、くまのお母さんはしょっ中、都会に行く余裕もありません。

とりあえず、次回は明治神宮に行こうと思います。

明治神宮はなくなることはないのでしょうけどね。

旅行が好きだった坊やが行ったところにも行きたいな。

7月もくまのお母さんは仕事しないで暮らしそうです。

生活ができれば仕事しなくてもいいんだけど、貯金がなくなるとまずいですね。

ずっと「これからどうしよう」って思っているけど、思ってるだけだなー。

 

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