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くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

会えなかった

くまのお母さんが離婚する前に働いていた会社で一緒だった当時は若手社員のとらさんは、社員旅行に坊やを連れて行ったので小学生だった坊やに会ったことがありました。

くまのお母さんが離婚して当時の会社も辞めてしばらくしてから、SNSでとらさんの活躍を知りました。

とらさんも会社を辞めていろいろやっていました。

くまのお母さんはとらさんの開催するイベントに参加して、久しぶりにとらさんと話してすごいなぁと思いました。

坊やはとらさんの自宅の近隣の大学に進学したので、坊やもとらさんと会って刺激を受けてほしいなぁとくまのお母さんは思っていました。

 

でも坊やはとらさんと会うこともなく亡くなってしまいました。

とらさんはSNSでくまのお母さんとつながっていたわけですが、実は坊やが亡くなったことに半年も気がつかなかったとのこと。

友だちが多くて仕事で忙しくしているとらさんの目にとまらなかったのですね。

そして、こんな投稿をしてくれました。

 

○○でお世話になった方の息子さんの訃報に、半年遅れくらいで気づく。ぼくの(東京の)自宅近くの大学に通われていて、「息子にあってあげて」と言われていたのに、近いことを理由に急がなかった。
あのとき、すぐにお会いしていれば。
大きな運命がすれ違ってしまったことに気づかなかった。懺悔するこの2日間。祈ることしかできません。合掌。

 

気にかけてくれて、くまのお母さんは涙が出そうになりました。

とらさん、ありがとう。

とらさんに会ったからといって坊やの人生が変わったかどうかはわからないけれど、くまのお母さんは坊やにいろんな体験をさせたいと思って育ててきました。

しかし、死にたくなる体験はさせたくありませんでした。

どうしてこうなっちゃったんでしょう。

 

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