くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

2月も半ば

坊やの誕生日が過ぎました。

坊やの同級生たちの様子をSNSで眺めては、

別な世界線にいる坊やを想うくまのお母さんです。

坊やが生まれてまだ入院中の頃、

病室の窓から見えた雪景色が日に照らされて青くて眩しかったです。

今年の冬はあの頃よりもたくさんの雪が積もっては融けてまた積もり、

凍りついた道路に緊張してくたびれる日々です。

くまのおじいちゃんが「今年は年賀状を出さない」と言ったのに便乗して、

くまのお母さんも年賀状を出しませんでした。

メールやSNSで一言連絡するのも億劫で「ごめんなさい」みたいな。

そして、今年は坊やの七回忌です。

菩提寺で法要を行うのかどうか、くまのお父さんはどうするか。

今から考えておいた方がいいかな。

 

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