くまのお母さんは、久しぶりに街の本屋さんへ行きました。
ふと、目に入った本がこれ。
レッコ、ナシテ ~生きることと死ぬことと~
息子を亡くした父親の手記のような本。
自費出版です。
くまのお母さんも昔、自費出版で本を作ったこともありました。(遠い目)
パラパラと立ち読み。
警察署でのやり取りの場面など何だかまだトラウマで、くまのお母さんは読み流したい気分になりました。
そして、亡き息子さんの訪れた土地を訪ね歩くとか、くまのお母さんと同じようなことするんだなと共感したり。
でも違うのは。
なぜ死んだのかわからないということ。
もちろん、くまのお母さんだって坊やが死にたかった理由など真実はわからないと思ってます。
それでも思い当たることはたくさんあるので、パズルのように組み合わせたり、バラしてみたりしています。
坊やが死んだことを誰かのせいにして怨んだり怒ったりというエネルギーが、くまのお母さんにはありません。
死んだことを事実として受け止めなければという意識だけで日々過ごしているように思います。