くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

待たされた

くまのお母さんは、持病があるので2か月に1度ほど病院に通っています。

総合病院なので検査の結果を待ってからの診察になるのですが、待ち時間が長いです。

最近、事前検査をするようになり、予約日の前に検査だけ受けて予約日は診察だけ受けることができます。

そのシステム、時間に余裕がある人はいいでしょうけれど仕事があるから難しいなとくまのお母さんは思っていました。

でも今月はお盆休みがありましたので有休を取ったりしなくても事前検査を受けられると考えました。

ところがくまのお母さんはその病院で2つの診療科を受診するので、受付の場所が違うところを案内されたら、事前検査のない方の診療科の待ち時間が長くなってしまいました。

これではせっかく事前検査を受けて待ち時間を作らないようにしようとしたのに、すっかり無駄になってしまいました。

やはり受付場所が変わったことで事務の担当者が勘違いしたようです。

自分から伝えるべきことが何か考えなくてはいけないのかなぁとくまのお母さんは思いました。

書類やデータを見ればわかるでしょ。

マニュアル通りにやっていればそれはそちらから確認すべきことでしょ。

なんて思ってもみますが。

それにしてもくまのお母さんは、歳を取ってきたら待つことが苦手になってきたように思います。

忙しいというわけではないのです。

自分からボーッとする時間を過ごすのは積極的にしますが、強制的に待たされるのを不愉快に感じるようになりました。

というわけで、愚痴っぽくなってしまいました。

 

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