くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

デパートの従業員になりたかった

坊やの就活は、百貨店が第一希望でした。

都会の大学生になって、急にオシャレに目覚めて、いろんなブランドの服や小物を買うようになりました。

人付き合いがあまり得意でないように思えた坊やなのですが、接客を仕事にしたいというので、くまのお母さんはびっくりしました。

くまのお母さんは、坊やに接客の仕事ができるのかしらと思いました。

でも百貨店といっても接客だけが仕事ではないわけで、バイヤーになるのが夢だったようです。

くまのお母さんはいつか坊やが勤めるデパートで、くまのお母さんのファッションコーディネートをしてもらうのが夢でした。

すると、今日聞いたラジオで、都会の某デパートで無料でファッションコーディネートをしてくれるというので、くまのお母さんは、坊やがやりたかった仕事だなぁと思って聞いていました。

ちなみに、その某デパートも坊やが応募して不採用だったところですが…

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自死遺族へ
にほんブログ村