くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

生きていればいいことがある

死にたいという気持ちで生きていく。

死にたいと思いながら天寿を全うする。

死にたいと思いつつ、いいこともある。

基本、死にたいけれど生きていく。

そんな人生でもいいのかな。

いいことってね、宝くじが当たるとか、幸せな結婚をするとか、いい会社に就職するとか、そういうことのみならず、今日食べたご飯が美味しいとか、心が弱っているときに支えられたとか、猫に癒されたとか、そんなことだとくまのお母さんは思います。

そんな日々の暮らしで見つけるいいことは、誰かにとってはいいことと呼べるものではないかもしれません。

当たり前のことだと。

楽に生きる方法は必ずあるとくまのお母さんは信じています。

坊やの生き抜いた人生を大切にしつつ、くまのお母さんの人生も大切にしていこうと思うのです。

 

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