くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

子どもの自死

(今日はくまのお母さんはいません。)

自死ではなく自殺という表記ですけれどもね。

www.nhk.or.jp

息子が死にたいと最初に思ったのは、多分、小学3年生の頃です。

死にたいとは言いませんでしたが、自分が交通事故にあって死ぬというイメージを持っているようなことがありました。

当時は、まさに「親子関係の不和」によるところが大きかったです。

今はすぐに虐待通報をすすめられる時代ですが、当時は息子を児童相談所に連れて行き、相談したり、一時保護をお願いしたこともありました。

何とか父親から離そう、安全なところで暮らそう、そればかり考えていました。

私自身を守るためでもありましたが、息子を守るためでもありました。

アンケートで4割の子どもが死にたいと思ったことがあると回答しているとのことですが、Twitterを見てると「尊死」なんていう言葉が日常的に使われているようなので、深い意味もなく「死」という言葉を使っているのではないかと思います。

だから、その4割が本気で死にたいのかな?とも思ったりします。

ある方が「コップの水が半分の時、自分は半分しかないって思ってるのに、半分もあるという見方を押し付けないで。」と話していました。

ということは認知行動療法なんていうのは、押し付けなんでしょうか。

でも大切な人が死んでほしくないんです。

それだけなんです。

 

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