くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

闇の先に光はある

大切な人が亡くなると、目の前には闇が広がっているように思えます。

闇は元々あったのでしょうか。

大切な人が生きていた頃は、大切な人が亡くなることよりも些細な出来事で自分は闇の中にいるような気がしたかもしれません。

大切な人が亡くなることよりつらいことがこの世にあるのかという気持ちになります。

誰もが様々な悲しみを経験するのでしょうが、悲しみは自分だけのものであり、人と比べることはできません。

悲しみを抱えながら光の中にいてもいいではありませんか。

悲しみを乗り越えなければ闇を抜け出せないのだとしたら、自分がそういう設定にしているからでしょう。

くまのお母さんは、坊やの供養をすることで坊やとともに生きていると考えています。

昨日は坊やの好きな漫画家さんの最新刊が届いたので、くまのお母さんは坊やにお供えしました。

 

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