くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

誰かが危ない所に行こうとしていたら

今日はまたブログ書きます。

家族を亡くした悲しみといっても、誰かと比べられるものではないでしょう。

誰が亡くなったか、亡くなった理由は、など。

悲しみは決して他人と比べてはいけないと思います。

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私は東日本大震災の被災県に住んでいるので、7年前に家族を亡くした方が大勢いたのです。

津波で家族を亡くしても、自死で家族を亡くしても、家族が突然亡くなったことだけ事実で。

そのことの解釈はそれぞれ違うはずなのです。

「誰かが危ない所に行こうとしていたら、絶対引きとめて。

大切な人を守ってほしいんです。

私は後悔している」

 自死する人は、家族にそれと気づかれないように振る舞うことが多いのではないかと思います。

だから遺された家族は後悔するのだろうと思います。

まさか死んでしまうなんて思えない、思いたくない。

命の危機を感じたらすぐに引き留めることが大事だけど、わからないことも多いと思うので、そのことで自分を責めないようにした方がいいかと思います。

 

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