くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

坊やの知らない世界

くまのお母さんは、今を生きることを大事にしています。

今を生きるとは、坊やが現世に肉体として存在していないということを受け入れることです。

そもそも、坊やは都会の大学へ進学したので、くまのお母さんは坊やと離れて暮らしていました。

普段は坊やのご飯を作らないし、坊やの服の洗濯もしないということです。

でも1週間に1回は坊やと電話で話をしていました。

坊やはくまのお母さんになんでも話してくれると思っていました。

坊やに大学のカウンセラーへの相談やメンタルクリニックへの受診をすすめたのは、くまのお母さんだったのですし。

note.mu

このブログを読んで、どんなに手を尽くしても救えない命があるのだということを理解しました。

自殺予防?

できるものならやってみて。

死んだら予防できなかった?

死ななかったら予防できた?

N=1

それがすべてなんです。

坊やがいない現実。

でも坊やの匂いはするんですよ。

医学用語では、これを幻臭とか幻覚とかいうのかもしれない。

日常生活に支障がなければいいじゃないですか。

量子論パラレルワールドで理解できればいいと思ってるんですから。

 

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