くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

新年の挨拶

坊やが亡くなってから、正月にお祝いの言葉をするっと言えなくなった、くまのお母さんです。

待てよ?

おめでとうという類の言葉に違和感を感じるということは、親しい人のお祝いごとに対しても、お祝いの言葉を言わないで済ませるのかということですね。

年賀状を出さないとか、新年おめでとうなどと言わないとか、それは誰に対してでも当てはまることなのでいいかと思うのですが。

自死遺族でお正月はおめでたくもなんともないと感じる方は、身内やお友だちのお祝いはどうされるんでしょうか。

お正月よりもきついシチュエーションになるのではないでしょうか。

それでもおめでとうと言うのか、言わないのか。

と、新年にあたり、ふと思ったことです。

おめでたくはなくても新年は世の中的には一つの区切りという気持ちがありますので、くまのお母さんは「おはようございます。」などの挨拶のように、新年の挨拶ができればいいなと思います。

と言うことで

 

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

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