くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

秋のお彼岸

くまのお母さんは、秋のお彼岸なので坊やのお墓参りに行きました。

くまのおじいちゃんとくまのおばあちゃんも一緒です。

くまのお母さんはお墓に坊やがいるのだとか思いませんが、供養だと思ってお墓参りします。

くまのお母さんより早く、くまのおじいちゃんとくまのおばあちゃんは亡くなるでしょうから、そうすると、くまのお母さんは一人ぼっちになります。

元気なうちはいいのですが、くまのお母さんが死んだらお墓をどうにかしないといけません。

そもそも、くまのお母さんを供養してくれる人はいないので、永代供養にするしかないと思っています。

菩提寺で永代供養もしていますが、時期を見て相談しないといけないかなと思います。

こんなに早く終活を考えるとは思いませんでした。

坊やをあてにしていたのですね。

坊やは坊やの人生があると思って、都会にも出しましたが、くまのお母さんが死んだら後のことは頼めると思っていました。

本当に「これからどうしよう」です。

でもこれから10年、20年先は時代や世の中も変わっているでしょうから、なんとかなるだろうと思います。

 

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