くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

生きていること、ありがとう

temita.jp

(今日はくまのお母さんはいません。)

天使のお兄ちゃんの作文、すごいなー。

妹が天使になったのは、誰のせいでもないよね。

そして、

「ぼくのあたりまえのまいにちは、ありがとうのまいにちなんだ。」

という一節。

いなくなって初めて実感することかもしれないよね。

パパやママだって多分そう思っているよね。

震災の大津波を知っているけれど、私は家族や親族や親しい人を津波で失っていない。

「当たり前の毎日はありがとうの毎日」だって、遺族にはならなかったけれど思い知ったはずだった。

自分の大切な人が亡くなることを想像できなかった。

当たり前の毎日のありがたさを痛感したはずだと思っていたんだ。

でも仕方ないこと。

大切な人が亡くなることが想像できたとしても、実際に亡くなったら悲しみは続いていくのだから。

 

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