あの大津波から6年。
7回忌なんだなーと感慨にふけるくまのお母さんです。
6年間は長くて短かった。
くまのお母さんは直接の被災者ではありませんが、仕事で何度も被災地へ行きました。
あの頃は、大切な人を亡くしたご遺族の深い悲しみや辛さや悔しさは、くまのお母さんにとって他人事でした。
寄り添うってどういうことだろうと自問自答しながら過ごしていました。
被災地で支援をしている方で自死された方もいらっしゃいました。
どんなときも、どうしてあの人が亡くなってしまうのかという思いを常にくまのお母さんは抱いていました。
そして、まさかの坊やが亡くなってしまうことは想定外でしかありませんでした。
今朝、震災関連のテレビを眺めていて、津波で亡くなった方のご遺族の一言一言が、本当に心に刺さるというか、我が事のように感じます。
津波で亡くなった方と自死した方の違いは、死にたいと思ったか思わないかだけだと思いますが、自死は死ぬことを選択したということとは違うと思います。
死にたいと思いながらでも生きていればと思うのです。
生きたいけれど死ぬしかないと思わされてしまうのではないでしょうか。
生きていればいいことがあるとは限らないけれど、それでも生きていたいと思うくまのお母さんです。