くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

子どもを亡くすこと

くまのお母さんの同級生のとらくんのお嬢さんが亡くなりました。

新聞のお悔やみ欄で見ました。

とらくんは、くまのお母さんが坊やを亡くして2ヶ月した頃、飲みに誘ってくれました。

その時、お嬢さんが病気だという話をしていました。

予後が良くなさそうだったので、子どもを亡くす体験をしたくまのお母さんと話をしたかったのかもしれません。

SNSのログを見ると、ここ1ヶ月ほど投稿がありませんでした。

調子が悪かったのだと思います。

病気で我が子が亡くなるのと自死で我が子が亡くなるのと、同じような違うような気がします。

くまのお母さんは弔電を送りました。

「ご両親の無念をお察し申し上げます。」

と書きました。

我が子を亡くす無念さはくまのお母さんもわかると思うからです。

病死でも自死でも事故死でも

「どうしてうちの子が?」

という気持ちは同じなのではないかなと思います。

悲しみを乗り越えられるはずはないと思いますから、とらくん一家が何とか日々の暮らしを営んでいくことができますようにと祈るくまのお母さんです。

 

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