くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

クリスマスケーキ

今日もSNSのメッセージが届きました。

カフェのオーナーの白鳥さんからでした。

白鳥さんも坊やの命日を気にかけてくれていたようです。

坊やと同い年の息子さんのママです。

 

白鳥さんのカフェに、マクロビオティックが好きだった坊やをくまのお母さんは連れて行ってました。

白鳥さんのカフェではクリスマスケーキを販売するのですが、いつも坊やの帰省がクリスマスを過ぎてからだったので、坊やにマクロビオティックのクリスマスケーキを食べさせることが出来ませんでした。

 

白鳥さんのカフェは、2年前に銀河鉄道の始発駅の近くに引越してしまって、ますますカフェに行きづらくなりました。

クリスマスにはくまのお母さんの住む街に、白鳥さんがクリスマスケーキを売りにきてくれます。

去年はクリスマスケーキどころではありませんでしたけど、今年は久しぶりに白鳥さんのカフェのやさしい味のクリスマスケーキを買いましょうか。

坊やにも食べさせたかったなとくまのお母さんは思います。

 

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