くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

寄り添う

電通新入社員の自死について。

電話でお母さんが「死んではだめよ」と話しかけたが、その数時間後に命を絶ったと報道されています。

死んではダメというのは、相手を否定しているということなのかしらとくまのお母さんは思います。

それで思いとどまるのなら苦労はしないのでしょうか。

死なないでって言うのは相手に寄り添うことにはなっていないのかもしれません。

でも死にたい気持ちが薄れてほしいわけです。

なんとかしたいのです。

必死なのです。

でもくまのお母さんは、本気で坊やが死にたいと思っているとは思いませんでした。

坊やのツイッターが見れていたら、何かおかしいと思ったかもしれません。

だからくまのお母さんは坊やの電話に

「だいじょうぶ?」

と聞いたけど

「死んではだめよ」

とは言いませんでした。

寄り添うって実は難しいなと思うくまのお母さんです。

でも寄り添うことしか出来ないんだろうなと思うのです。

menhera.jp

 

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