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くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

喪中だから

くまのお母さんは日々の暮らしに追われて「喪中」という言葉を忘れていました。

職場の同僚で、今春、親御さんを亡くしたコアラさんに

「来週の歓迎会に行きますか?」

と聞かれました。

「同じ係の人だし行くことにしたの。」

と答えると

「私は喪中だから行かないわ。」

とコアラさんは言いました。

「親が亡くなって今一人暮らしだけど、暗いところに帰ると悲しくなるの。」

とコアラさん。

コアラさんはくまのお母さんも喪中だって知らないはずだけど、喪中だから飲み会とかでないのか…と思いました。

喪中だから悲しそうにしていなければいけませんか。

楽しいことしてはいけませんか。

賑やかな場所は遠慮した方がいいですか。

悲しみは消えないかもしれないけれど、日々の暮らしを普通に営んで楽しいことは楽しいと感じるのはいけませんか。

コアラさんは黒っぽい服ばかり来ているのは、喪中だからでしょうか。

くまのお母さんは赤や黄色やオレンジ色の服を着ます。

普通に暮らすことが大事だと思っているからです。

それぞれに亡き人を想えばいいと思っている、くまのお母さんです。

 

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