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くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

卒業アルバム

「卒業写真のあの人はやさしい目をしてる」

 

坊やの大学の卒業アルバムが届きました。

坊やは大学を卒業できませんでしたが、個人写真を撮っていてアルバムに載るというのでくまのお母さんはアルバムを購入することにしたのです。

個人写真の撮影は大学4年の5月下旬でした。

坊やに卒アルの個人写真撮影の案内を知らせるDMが来たと連絡したら、個人写真は撮らないとか何とか言ってたのですが、撮ったんだなと。

大学生協が坊やの個人写真のデータを送ってくれましたので、プリントして卒業写真と同じ写真を遺影の写真にしました。

葬儀には間に合いませんでしたが。

 

坊やの大学はいい大学だなぁって、改めてくまのお母さんは思います。

くまのお母さんが一時期憧れた大学でしたが、くまのお母さんの学力ではどれほどがんばっても入学できるはずもありませんでした。

でも坊やは現役で合格して入学して留年もせずに進級してきました。

坊やがまるで当たり前のように勉強していたことが、実はとてもがんばったんだねって、もっと労うべきだったのかもしれません。

すごいことだったんだよね。

今さらだけどね。

 

くまのお母さんはもっと坊やの自慢をしてもよかったのかもしれません。

もっと親ばかを表現してもよかったかもしれません。

 

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