くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

そうなのだ

くまのお母さんは自死遺族。

いつもは何でもない振りをしている自死遺族。

何かしら心に引っかかる出来事があると、心身ともにダメージを受けてしまう。

でも、それでいいんだと思う。

心の傷も洗って手当をしよう。

かさぶたにならないようにピッタリとテープでふさいでもいい。

早く治してもゆっくり治してもいいんだ。

つらさも悲しさも感じきる。

それでいいんだもの。

そして、つながることは難しいけれど、くまのお母さんはひとりじゃないこともわかっている。

いつか、つながれたら、いいな。

悲しみを背負って生きる似ている誰かと。

 

 

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