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くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

その選択は間違いです

(今回はナラティブではないので、くまのお母さんはいません。)

Twitterでフォローしている納棺師のつぶやきで

「その選択は間違いです」

というフレーズが息子が亡くなる前から気になっていました。

その頃は、私が自死遺族になるとは夢にも思いませんでしたから、

遺された遺族の心情に寄り添うと確かにそうなのだろうなと思っていました。

 

しかし、当事者になってみて私が思うのは、

故人に対して「その選択は間違いです」というのはないだろうと。

件の納棺師は、死を考えている人に向けてつぶやいているのだと思いますが、

そのつぶやきで死を考えることを止める人はどれだけいるだろうかと。

 

「その選択は間違いです」

というのは故人の安寧を祈る納棺師が、故人を否定しているのではないかと。

そう思うのです。

 

私は基本的に自死はするべきではないと考えています。

だから、息子が亡くなったあと

「私は地べたに這いつくばって生きていく」

と決心したのです。

 

納棺師のつぶやきに対する

「どれだけ迷惑かけても懸命に生き抜いた末の死」

というリプライを見て、そう解釈する方が救われる気持ちになると思いました。

 

「その選択は間違いです」

というフレーズは自死遺族である私は決して使いたくないものとなりました。

 

 

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