くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

amazarashi

この一年の締め括りに。この状況から何に希望を見出すのか。@amazarashi_info 秋田ひろむさんへのインタビュー。「僕に嘘をつかせた令和二年」 amazarashi 秋田ひろむが語る(堀潤) - Y!ニュース https://t.co/iNFaE3CYSu #amazarashi— 堀 潤 J U N H O R I (…

ひとりの墓参り

くまのお母さんは、初めてひとりで坊やの墓参りに行きました。 命日なのでね。 いつも坊やの先輩が都会から来てくれて、一緒に墓参りしていたし、彼岸やお盆はくまのおじいちゃんやくまのおばあちゃんと一緒に墓参りに行くから、ひとりで行ったことがなかっ…

命日には

毎年、坊やの先輩が墓参に来てくださっていたのですが 今年はどうでしょう。 坊やの先輩は「毎年来ます!」と言っていたけれど コロナ禍という想定外の今年は 来てくださいとも言えず 来ないでくださいとも言えず 悩ましいくまのお母さんです。 おまけに く…

最近

自死する人が多いなと感じるくまのお母さんです。 コロナの影響があるのでしょうか。 それだけ自死遺族も指数関数的に増えているのでしょうか。 皆さん、どうして日々を過ごしているのだろうかとくまのお母さんは案じます。 コロナの影響もあって、くまのお…

まぼろし

坊やが亡くなったとき、くまのお母さんに思い浮かんだフレーズが散りばめられている歌を初めてラジオで聴きました。 白い病院で死んだ僕たちの子ども 坊やは救急車で大学病院に搬送されたので、白い病院で死んだというフレーズがしっくりときました。 坊やは…

LOVEさん

ブログを書いておられたLOVEさん、1ヶ月以上もブログが更新されていなくてどうされているのか案じております…。 にほんブログ村

生きたくても生きられない人

生きたくても生きられない人がいる と 言いたい気持ちは理解できます。 でも くまのお母さんは坊やにそんなことは言いたくないです。 それとこれとは話が別 一緒にしないでほしいと思うくまのお母さんです。 坊やだって 「生きたくても生きられない人」だっ…

母子家庭に育つと

s-iiyo.com うーん… 最近、自死と報道された若い方々 木村花さんも三浦春馬さんも濱崎麻莉亜さんも 親が離婚していたという事実がありますね。 もちろん両親が揃っていても自死する方はいますけれど くまのお母さんも母子家庭でしたので 上記のような記事が…

今年のお盆

坊やが亡くなってから、何回目のお盆でしょうか。 簡素でも形だけでもお盆を迎える支度をしてみることで 遺族の心の安定につながるかもしれないと思ってみるくまのお母さんです。 くまのお母さんは、坊やがきゅうりに乗ってかえってくるとかいうイメージは持…

こじつけて

三浦春馬さんの訃報を知って この方もHSPだったのかしらと想像するくまのお母さんです。 母子家庭で育ったひとりっ子というのも坊やと共通しています。 「こうしたらああすれば」と遺された者は思いますが その瞬間に側にいなければ、多分、無理だったのでは…

大学を卒業すれば

貧困家庭の子どもは、無理をして大学進学するとかえって大変な思いをすることもあるのかなと、ふとくまのお母さんは思ったのです。 雑に「貧困家庭」と書きましたが、経済的余裕がない家庭です。 それでも大学を卒業して安定して収入を得られるような生活を…

終活の前にするべきこと

このところ、ブログは1か月に1つしか書いていませんでした。 でも今月は連日投稿。笑 熊本や鹿児島の大雨災害の報道をテレビで見ていて くまのお母さんは終活をする前に 災害発生時の避難準備をしておかなくてはと思うようになりました。 9年前の津波の被…

あれこれ

今日、ニュース動画を見ていましたら 夫も息子も亡くして、1人で暮らしている 高齢女性のドキュメンタリーっぽいのをやっていて 亡くなった息子さん(40代で病死のようでした。)の 学校時代の賞状なんかをとっておいて 時々、出して見ているらしく そしてそ…

思い出

くまのお母さんのSNS友だちが、偶然、坊やの中高の同級生を知っていました。 坊やの同級生の大学の先輩らしいです。 坊やの同級生は大学院を終えて田舎に帰ってきてマスコミ関係で働いています。 時々、メディアに出てきます。 その話をくまのお母さんのSNS…

愛する息子はなぜ、死を選んだのか。

くまのお母さんは、久しぶりに街の本屋さんへ行きました。 ふと、目に入った本がこれ。 レッコ、ナシテ ~生きることと死ぬことと~ 息子を亡くした父親の手記のような本。 自費出版です。 くまのお母さんも昔、自費出版で本を作ったこともありました。(遠…

時代が変わるのか

緊急事態宣言という、ある意味、戦時下のような状況というけれど。 大津波の後も坊やが亡くなった後も、この世の終わりのような気がしていたけれど。 この世は終わらなくて。 よく晴れて風が吹き、空が青く雲が白い。 それだけは変わらずにいて。 それに救わ…

晴れたり風が吹いたり大雨が降ったり

お彼岸ですが、天候がよくなくて彼岸の中日にはお墓まいりを断念しました。 今日は時折晴れ間が見えて風も収まったので、お墓まいりに行きました。 お花を買ったりお供えのコーヒーを買ったりしてお墓へ到着。 いつか掃除道具を揃えてしっかりとお墓の掃除を…

空は青い

新型コロナウイルス感染症に振り回されてしまうこの頃です。 くまのおじいちゃんに1週間ほど前にくしゃみと鼻水が出て、この時期ですからくまのお母さんはいろいろ気を揉みました。 くまのお母さんはマスクが嫌いで、そもそも予防としてのマスクの着用の効…

めも その3

"しにたい" 突然襲ってくる発作 本当は生きたくて生きたくて仕方ないくせに 何でお前は俺の耳元で囁く 生まれたからには生きてやる 生きているだけでも可能性はあるのだから "生きたい" 死なない方向に引っ張ることが一番大切なのかなと思ったのでメモ。 に…

心のケアとは

NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」を見ました。 阪神大震災で被災者の心のケアに奔走した精神科医の物語です。 安先生は心のケアとはひとりぼっちにしないことだとドラマの中で言います。 くまのお母さんは東日本大震災で目の前に「心のケア」という…

amazarashi「性善説」

くまのお母さんが昨日、ラジオを聴いていたら聴いたことがあるような歌声が流れてきました。 これはたぶん、これはきっと…と思っていますと、まさかのフルコーラスのオンエアー。 MCの方が、ついフルでかけてしまいましたと。 YouTubeでも見てくださいと。 …

令和の誕生日

また坊やの誕生日がきました。 くまのおじいちゃんは、今年も坊やの誕生日のことを言いました。 くまのお母さんは今年もケーキ屋さんに行ってケーキを買って仏壇にお供えしました。 北国の令和最初の冬は、もうすぐ春が来そうな勢いです。 でも今週は気温が…

新年のあいさつ

昨日から仕事始めのところが多いですね。 くまのお母さんも仕事始めでした。 坊やが亡くなってから、新年最初に会う職場の人たちに 「明けましておめでとうございます。」 というのをやめました。 喪中の間はともかく、喪が明けてからもずっと言ってません。…

紅白歌合戦と竹内まりやと岡田有希子

(今日はくまのお母さんはいません。) hochi.news ブログの前の記事で大滝詠一のことを書きましたが、「サンデーソングブック」で山下達郎と竹内まりやが対談(?)をしていて、そのときの話題がまんま上の記事のような感じでした。 亡くなった人をいつまで…

大滝詠一の7回忌

(今日はくまのお母さんはいません。) 今年は大滝詠一の7回忌です。 FMラジオの「サンデーソングブック」で山下達郎が大滝詠一の話をしていたので、ああ、そうかと思いました。 地元紙のコラムも大滝詠一を取り上げていましたし。 今日が命日かと思いました…

死にたくなったのは薬のせい?

くまのお母さんは仕事絡みで、ある専門書を読んでいましたら、メンタルクリニックに通院して服薬していた息子が自殺をしたのはクリニックの院長のせいだと言って母親と叔父がクリニックに怒鳴り込んできたという話を目にしました。 院長は患者とよく話をして…

くまのお父さん

今年も坊やの大学の先輩がお墓参りに来てくれました。 去年もだったと思うけれど、坊やの祥月命日あたりにくまのお父さんがお墓参りに来ているのです。 坊やの先輩とお墓に行くと、今年もくまのお父さんが来た形跡がありました。 坊やはくまのお父さんが好き…

4年

坊やが亡くなって、もうすぐ4年になる。 時の流れは誰にでも平等で、意味づけをするのは人それぞれ。 くまのお母さんは4年分、歳をとりました。 坊やはまだ大学生のままですか。 坊やの大学の同級生が結婚したそうです。 2人目かな。 離婚したくまのお母さん…

子ども時代の逆境的体験

くまのお母さんは、児童相談所の職員による講義を聴いてきました。 そこで「子ども時代の逆境的体験」という言葉を知りました。 虐待や養育不良など幼少期の逆境的体験が、社会的、感情的、認知的な機能に影響を及ぼし、様々な身体・精神疾患や逸脱行為や飛…

モヤモヤ解消のため

くまのお母さんは、ちょっと仕事がたまり気味になってきています。 余裕を持った働き方をしようと思って今の仕事のスタイルにしているのに、本末転倒。 もやもやを言語化して小分けして優先順位をつけて先の見通しが持てるようにしなくちゃ。 そうすればスト…