くまのお母さんの物語

一人息子を亡くした、くまのお母さんの物語(ナラティブ)です。

くまのお父さんの墓参り

昨日は秋分の日で彼岸の中日でしたが、くまのお父さんから坊やの墓参りに行ってきたというメールがくまのお母さんに届きました。 坊やのお墓をくまのお母さんの田舎に建てて、くまのお父さんは 「墓参りに行きたい時に勝手にくるから。」 とくまのお母さんに…

秋のお彼岸

くまのお母さんは、秋のお彼岸なので坊やのお墓参りに行きました。 くまのおじいちゃんとくまのおばあちゃんも一緒です。 くまのお母さんはお墓に坊やがいるのだとか思いませんが、供養だと思ってお墓参りします。 くまのお母さんより早く、くまのおじいちゃ…

雨に濡れない

彼岸の入りです。 お彼岸でもお盆でも、坊やを供養することについてはいつもと変わりありません。 美味しそうな坊やが好きそうなお菓子をお供えして、仏壇を掃除するくらいです。 今日は午前中は晴れていましたけれども午後から大雨と雷でした。 お墓参りは…

ゼラニウムの香り

mochidukino.hatenablog.com くまのお母さんはアロマトリートメントのサロンに行きました。 精油を選ぶ時、ゼラニウムを嗅いだら、坊やの香りはゼラニウムかしらと思いました。 くまのお母さんは精油の名前と香りをなかなか覚えられません。 やっと、一致し…

死亡率100%

人間の死亡率100%と言われますね。 いつかは死ぬんだけど、それが今日とか明日とか思っていないのですよね。 くまのお母さんは坊やが亡くなってから、自分がいつどうやって死ぬのかなぁって考えます。 くまのおじいちゃんとくまのおばあちゃんは、くまのお母…

蝉時雨

くまのお母さんは、新幹線に乗って都会に行って来ました。 坊やの好きだったゲームのコラボカフェがオープンするというのです。 働いていなくて収入もないけど、今でないと行けないもんねと思って、思い切って入場チケットをネットでポチッとしました。 都会…

星になった

(今日はくまのお母さんはいません。) headlines.yahoo.co.jp 北海道で遺体で見つかった中国人女性は、遺書とみられるメモを残していたそうです。 父親は我が子の自死が信じられない様子だったとのこと。 そりゃあそうですよね。 信じられないというか、信…

向き合う

くまのお母さんは、坊やの3つあるツイッターアカウントで、亡くなる4か月前に登録した新しいアカウントを久しぶりに見ました。 たぶん、その頃から死にたい気分になっていったのかなぁと思います。 就活がうまくいかない。 好きな女の子とうまくいかない。…

思考停止の言い訳

(今日はくまのお母さんはいません。) ツイッターで 「自責は精神的リスカなんですよ。痛みが伴うから、生きている実感が得られる上に、思考停止の良い言い訳になる、中毒性の高い行為です。」 と主治医に言われたことを呟いている人がいました。 自責は脳…

全力で生きる

くまのお母さんは坊やを3歳まで抱っこで育てました。 どちらかといえば育てにくい子でした。 歩けるようになっても一人でどこかへ行ってしまうということは、絶対にありませんでした。 いつもくまのお母さんにくっついていました。 坊やにとって、この世は安…

量子力学とか死後の世界とか

坊やが亡くなってから、自死遺族の方のブログや死んだらどうなるのか的なサイトを見るようになりました。 飯田史彦先生の「生きがいの創造」を読んで、亡くなった人がどうなるのかということについての考え方を知りました。 最愛の息子よ!ママの声聞こえる…

レジリエンス

(今日はくまのお母さんはいません。) レジリエンスとは 「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」 ということです。 回復していく力というのでしょうか。 どんなダメージを受けても生き延びることができると言うのですね。 悲しみを…

心理学的剖検

(今日はくまのお母さんはいません。) 覚悟の自殺は少ないんです。 心理学的剖検の結果、一人の自死者の背景には、 子どもの時代の虐待、 いじめ、うつ、 恋愛問題、 家庭内の問題、 子育て、 職場のパワハラ、 介護問題など、 10以上の困難の積み重なりが…

あの子が危ない

(今日はくまのお母さんはいません。) 悩んでいる人を探して夜の街をパトロールする猫・遠藤平蔵を描く「夜廻り猫」。 今日は新学期に向けたお話でしたので、シェアします。 withnews.jp この漫画に出てくる制服姿の男の子は、この駅で命を絶った男の子だっ…

お盆です

くまのお母さんは、お盆の準備をしました。 去年と同じでいいかと思って、昨日まであまり考えていませんでした。 去年のお盆の飾り付けを撮った写真を見て、あら、果物を準備してなかったと気がつき、夜になってから果物を買いにスーパーへ行きました。 お盆…

映画を見てきた

くまのお母さんは、坊やが最期に見たアニメ映画の実写版の映画を見てきました。 主人公の二人の家庭は両親が離婚したという設定で、坊やはそういうところにもひかれたらしいです。 自分の身の上と重ね合わせて共感したのかもしれません。 くまのお母さんは、…

がんばったこと

くまのお母さんは夏祭りに参加しています。 去年は前の職場にいた方が、お舅さんが亡くなって喪中だからお祭りに出ないと言ってましたが、今年は喪中が終わったからと参加していました。 くまのお母さんは去年はそれこそ、お舅さんどころか我が子の喪中でし…

都合よく解釈した後付けの話

(今日はくまのお母さんはいません。) いいことも悪いことも引き寄せだとかギフトだとか、そういう考え方が馴染まないと思っていました。 そんな気持ちを言語化してくれたブログを見つけました。 kasakoblog.exblog.jp 起こった出来事について、自分がして…

止められない自死

(今日はくまのお母さんはいません。) 去年の毎日新聞「医療プレミア」の記事ですが、参考になったので記録のためにシェアします。 mainichi.jp ゲートキーパー養成は国の「自殺対策」として行われている事業の一つです。 私は仕事でゲートキーパー養成に関…

坊やを感じた

くまのお母さんは、坊やのスマホでTumblrに坊やが投稿していた写真を見ていて、坊やが楽しんでいたこと、生き生きとしていたことをふと感じたのでした。 坊やが亡くなる前は、坊やはなかなか自分の撮った写真をくまのお母さんに見せてはくれませんでした。 …

いらなくなったもの

ameblo.jp (今日はくまのお母さんはいません。) いらないものを後生大事にとっておくのは、なくなると不安だからかな? そういうものに囲まれて生き抜いた日々が当たり前の毎日で、当たり前がありがたいということは、捨てることは罰当たりみたいな感覚に…

生きていること、ありがとう

temita.jp (今日はくまのお母さんはいません。) 天使のお兄ちゃんの作文、すごいなー。 妹が天使になったのは、誰のせいでもないよね。 そして、 「ぼくのあたりまえのまいにちは、ありがとうのまいにちなんだ。」 という一節。 いなくなって初めて実感す…

自殺者30%以上減少目指す

www3.nhk.or.jp (今日はくまのお母さんはいません。) 「政府は25日、国の自殺対策の指針となる新たな「自殺総合対策大綱」を閣議決定し、人口10万人当たりの自殺者の人数を、今後10年間で30%以上減少させるという新たな目標を掲げて、対策を強化…

ずっと一緒

(今日はくまのお母さんはいません。) 我が子の月命日に、天満宮でヨモギ入りの梅ヶ枝餅を買って家族みんなで食べているという新聞記事を読みました。 菅原道真公と同じ命日だと知って、亡くなった当日、おじいちゃんがヨモギ入りの梅ヶ枝餅を買ってきてか…

トートバッグ

くまのお母さんはお祭りの踊りの練習に行きました。 坊やのトートバッグにクリアファイルに入れたプリントなどを突っ込んで。 若い子に 「素敵なバッグですね♪」 と言われてハッとしました。 ただ、使いやすいからと思ってこのトートバッグを選んだのであっ…

ツイッターのフォロワーさんからメッセージ

坊やのツイッターアカウントは複数あって、坊やが亡くなる数か月前からいわゆる本垢(リア垢)は更新しなくなっていましたが、いくつかの複垢は亡くなる直前まで更新していたようです。 ツイッターで親しくなったある女の子(大学生)とは本当に直前までやり…

自分を責めない

くまのお母さんは、無職暮らし4か月目。 久しぶりのフルタイム勤務、何十年かぶりの残業で1年持たなかったので、お勤めのストレスから解放されてよかったのですが。 明日食べるご飯に困らない生活は今のところできるので、 「なにもしてない時間に、ぼっー…

坊やのお気に入りバンドのライブに行きたい

くまのお母さんは暑さが超苦手です。 梅雨というよりも真夏の暑さに呆れて、毛布や布団カバーを洗濯しました。 坊やのお気に入りだったロックバンドのライブが隣の県であることを知って、チケットを買おうとパソコンの前で待機していたら、販売開始から5分で…

七夕の願いごと

くまのお母さんはスーパーに買い物に行きました。 ふと見るとお店の片隅に七夕飾りがあって、お客さんが自由に短冊に願いごとを書いて飾れるようになっています。 今は働いていないので、今年のくまのお母さんは七夕飾りを眺める余裕もあるんだなーと思いま…

7月

くまのお母さんは、先日、分かち合いの会に行ってきました。 遠くの町での開催だったのですが、いろんなところに行ってみたいなと思うので… 3回忌も済んでいませんが、どなたかがおっしゃっていたように離れて暮らしている感覚が続いているような気がします…