日本人がスイスで安楽死を遂げたというNHKの番組をネットで見ました。
安楽死という言葉はくまのお母さんにはなじまないなと感じます。
自殺幇助
それ以上でもそれ以下でもないのではないでしょうか。
それでも精神疾患が理由での安楽死はスイスでも認められないとのこと。
死にたい気持ちと自己否定はイコールではないのかなとくまのお母さんは思います。
今の自分を否定しているということです。
ダメな自分を認めることは実はハードルが高いのでしょう。
くまのお母さんはダメな自分を認めていきたい。
坊やの高校の同級生たち。
社会人として活躍している姿をメディアなどで見かけると、くまのお母さんは頼もしく思います。
坊やの葬儀に来てくれた子が地元の雑誌の取材を受けたとかで。
当時の仲間の近況もしゃべったらしい。
坊やはその仲間には入ってはいなかったけれど、坊やの近況は誰も語ることはできないのだなと思うと虚しさを覚えるのです。
はいはいはいはい。死にたみ出てる人。早く寝よう、気圧だよ。 pic.twitter.com/hEjmeJByJT
— 若林理砂 (@asilliza) 2019年5月20日
そっかー。
死にたいのは気圧のせいだったのかー。
Amazonに不正アクセスして買い物されたという話をネットで見て、まさかとは思ったけどくまのお母さんも念のためにと確認しました。
買い物履歴は無事でした。
履歴をたどると、初めてAmazonで買い物をしたのは2005年でした。
くまのお母さんが離婚した頃ですね。
坊やにせがまれて、コミックやゲーム関係の商品を買っていました。
坊やが高校生になると、受験用の参考書や問題集も買っていたんだなぁ。
坊やが大学に合格して都会に引っ越すときは、ガステーブルに照明器具なんかもAmazonで買っていました。
坊やが大学生になり、一人暮らしが始まると坊やは自分のアカウントでネットショッピングをするようになりました。
坊やがアパートで使っていたものはほとんど処分してしまいましたが、Amazonの履歴を見れば坊やが使っていたものが残っています。
思い出を残す方法を考えたいなと思うくまのお母さんです。
くまのお母さんは、坊やの自作パソコンと周辺機器をパソコンショップに持ち込みました。
自作パソコンって…
想像したより重くて、2階から1階に下ろして車に積み込むだけで大変でした。
ショップに到着して、代車を借りてパソコンを下ろしているとスタッフが駆け寄ってきました。
「息子が中学生の頃に作った自作パソコンで壊れたと言うので処分してほしいし、ハードディスクは使わない。」
と説明しました。
坊やが亡くなったから、という説明は不要です。
スタッフだって納得したでしょう。
このパソコンを使わなくなって5年は過ぎているでしょうから。
ショップのスタッフにパソコンを見てもらうと、自作パソコンならではの説明をしてもらえて、坊やが中学時代に自作パソコン作る時に画像を見るときの画素数を多くしていたとか、坊やの手作り品なのだなぁとひしひしと感じましたが。
いずれ処分する日が来るのならば、重いパソコンを運べるだけの体力がある今でよかったなと思いました。
坊やの自作パソコンは100円で下取りしてもらいました。
証明書みたいなものはとっておくことにしましょう。
処分料は6,000円に消費税です。
そういえば、坊やの遺品整理をしたのは、衣類などを除くと坊やのアパートを引き払った時以来かもしれないとくまのお母さんは思いました。
このパソコンで坊やは自分の世界を広げていったのだなぁと思うと手元に置いておきたいとも思いましたが、やはり今処分できてよかったと思います。